16日の土曜日。
庄和のマンモス幼稚園の、謝恩会の親子弁当🍱
264食をご注文頂きました。
約1年前の、昨年の4月26日から打ち合わせを重ねておりました。
こんな大量のお弁当は初めてで。
数を聞いた時にはちょいと不安でした。
ですが最近は100個以上のお弁当もこなしているのでだいぶ慣れてはいましたが日が近づくにつれて現実的に。
何度もやりとりをしていましたのでその時その時板長に確認→お返事の繰り返し。
時に何をどう答えたのかが訳分からない事になったり。
それを時系列で追ってまとめて、確認。また、確認。
そんなお弁当のご要望は1080円で、子供は864円。
大人と子供にはドリンクとデザートシフォンを全員につけたい!と!!!
おおお?シフォン264個。
いったい何台焼くんだろ。(笑)
私がデザートで毎日焼いているシフォンを気に入って頂き、これをデザートとして食べたい。と。
ほぉ。そう言って下さる人もいるんだなぁ。。。
そんなお話を持ってきてくれたのは私が気に入って行っている庄和の金崎にある美容院。
本人いわく、入園する前からうちのお弁当を謝恩会で使いたいと思ってくれていたとのこと!
初めて聞いた時は「まだまだ先の事。」と思っていたけれど時の流れは早いもので。
「そろそろお話をし始めたい」と。ついにその時期になりました。
役員の方とお話しをしてみると、まだ若いママたち。お子様に対する熱意と、「会」を成功させたいという熱意が伝わって、私も3人の子供を育てたので共感し応援したい気持ちに。
今回は大サービスのお弁当になりました。
色々な役割の方がいて、それぞれに役割を全うしておられました。
役員さん、お疲れ様でした!
お弁当の仕込みはものすごい量なので15日のランチ終わりから夜はお店を閉めて、ぶっ通しで準備準備です。
シフォンも、焼いて焼いて焼いて焼いて(笑)
15日の22時頃、一旦停止し、板長は夜中の2時半頃から始めたのだと思います。
私はその1時間後3時半過ぎに調理場に行きました。
数も数なのでスタッフと、助っ人、総勢7人で臨みました。
まずは大人のお弁当から盛り付け開始。
時間を気にしながら黙々と詰めていく。
大人が終わると、蓋を閉めて表紙をする作業も割と時間がかかる。
袋詰めして、片付けて今度は子供弁当!
みんなが頑張ってくれ、なんとか詰め終わる。
片付けて、店内を元に戻してまた、なんとかかんとかランチの準備完了です。
16日は、法事や、沢山のランチのご予約を頂いておりました。
私は配達に。
こちらの幼稚園。
会場ではまだ式の最中でした。
少し待機後、沢山のそこに居合わせたお父さん達が手伝って下さりお弁当の搬入をしました。
中では中心的な存在のまいちゃんがマイクで皆さんに誘導。
式会場から謝恩会会場へと、セッティングされていく中、お弁当の配膳も進んでいく。
お弁当を出し終え私は任務完了。
ですが、この時、私は重大なミスを犯していたのです!!!!
お店に戻り忙しくランチタイムをこなし、まずはひと息。
まいちゃんにお礼のメールを送る。
しかし、お返事は目を疑うものでした。
なんと、子供弁当が1つ足りなかったとのこと!
なんと!!!
一番犯してはいけないミス!
色々と調査をしたところ、大量のお弁当を扱う上で気をつけなくてはならないポイントのいくつかが抜けていた。
お弁当の容器は、きちんと数の分だけ出せて、並べたつもりで、しかし、やはり数を数えるにあたり、二重、三重のチェックが必要だったこと。
大人数でやる事で責任が分散してしまったこと。
暗黙の了解は通用しないのだ。
改めて、私の立ち位置の重大さに気づきました。
色々な事に翻弄されて本末転倒な結果でした。
役員の方々のご配慮で式は終わられたとの事で、失敗してしまいましたが、幸いにもお弁当自体はお褒めのお言葉を頂き、
その夜も、なんと、そこの幼稚園の卒園式を終えられたご家族がお食事に来ていただき、その方からも「美味しかった」と、言って頂きました。
そんな失敗をしておりながら、恐縮ですが、やはり大役を務めた事に対しては、とても勉強をさせて頂きましたし、経験として刻む事が出来ました。
心から感謝いたします。
また、足りない1つのお弁当を分けて頂いた方。
申し訳ありませんでした。ありがとうございます。
後日ご返金致しますm(__)m
今後とも、基本的な事を落とさずに、惑わされることなく、日々、邁進してまいります。
この度はご卒園おめでとうございます。